2023年02月13日
ライヒスバーンのマンテル
Reichsbahn (mantel)Overecoat
ライヒスバーンのオーバーコートを入手しましたので細部のディテールを見ていきます。
このコートの役割は軍や親衛隊のように風よけ程度のもので、基本的な支給の被服に含まれているものと思われます。
見た感じでも本格的な防寒具としての機能は無いように見受けられます。
※というか戦前のものにしてはやたらと綺麗です。戦後品に手を入れたものかもしれません。
ライヒスバーンのオーバーコートを入手しましたので細部のディテールを見ていきます。
このコートの役割は軍や親衛隊のように風よけ程度のもので、基本的な支給の被服に含まれているものと思われます。
見た感じでも本格的な防寒具としての機能は無いように見受けられます。
※というか戦前のものにしてはやたらと綺麗です。戦後品に手を入れたものかもしれません。
当時のカタログに開襟服、詰襟服とともにコートのイラストも載っていました。
こっちはおなじみイラスト本より
生地質の異なるコルヴェールの襟が美しいですね
白黒写真でも襟の色が違うことがわかります。
軍のものとは違い裾を留めるホックなどはありません。
当時の駅舎といえばふきっさらしな場所も多く、出発していく列車のおこす風を避けるなどして重宝したのではないでしょうか。
肩章は縫い込まれております。肩章は給与ランクを示しており、初期は星形のピフ、戦中頃から文官型とよく似た桜型のピフへと変わりました。
こっちはおなじみイラスト本より
生地質の異なるコルヴェールの襟が美しいですね
白黒写真でも襟の色が違うことがわかります。
軍のものとは違い裾を留めるホックなどはありません。
当時の駅舎といえばふきっさらしな場所も多く、出発していく列車のおこす風を避けるなどして重宝したのではないでしょうか。
肩章は縫い込まれております。肩章は給与ランクを示しており、初期は星形のピフ、戦中頃から文官型とよく似た桜型のピフへと変わりました。
Posted by NEU at 16:41│Comments(0)
│ドイツ国鉄・鉄道警察