2020年09月11日
WW2ドイツ軍装を始めたい!基本のキの字から~その1、野戦服(陸軍)編~
さて、くそ長い前書きも終わりましたことで、さっそく本題に入っていきます。
まずは野戦服(Feldbluse)と呼ばれるユニフォームについてのお話。

ここでは一般の兵隊を基準にお話しします。
サバゲーで着る分には兵隊、下士官、下級将校などがちょうどよい塩梅で、
まさか上級大将とか国家元帥とか総統の格好していく人はいないでしょう
兵隊~下士官までは触れられますが、将校となるとまったく話が違ってきますし、
ぶっちゃけ専門外なので(笑)
今回は兵隊~下士官のお話をします。
まずは野戦服(Feldbluse)と呼ばれるユニフォームについてのお話。

ここでは一般の兵隊を基準にお話しします。
サバゲーで着る分には兵隊、下士官、下級将校などがちょうどよい塩梅で、
まさか上級大将とか国家元帥とか総統の格好していく人はいないでしょう
兵隊~下士官までは触れられますが、将校となるとまったく話が違ってきますし、
ぶっちゃけ専門外なので(笑)
今回は兵隊~下士官のお話をします。
さて、何をするにも基本、プレーンの状態が必要なわけで、、、
いっちばん下の階級である二等兵の野戦服を解説します。
・陸軍二等兵

陸軍の野戦服でポイントとなるのは襟と右胸。
まず襟に付ける徽章=襟章(Kragenspigel)から

陸軍で使用される襟章はこのような形。2本の線(上記写真は白い線) が所属する兵科(歩兵、砲兵、工兵など)を示しており、
この線を「ドッペルリッツェン」と呼びます。
この襟章には、前回のブログでお話しした通り「初期型」「中期型」「後期型」といったマイナーチェンジがあります。
例えばこの写真はグリーンの「台布」がついていますが、開戦頃にはこの台布は廃止されて直接襟に縫うのが一般的になっていきました。

ちなみに最初はこんな形をしています。
これを切って折ってたたんで縫い付けるのです。
言い忘れてましたがWW2ドイツ軍をやるには裁縫スキルが必須です。
みなさん、小中学生の時買わされたドラゴンの絵とかが描いてある裁縫キットが押し入れに眠ってませんか?(笑)
最初はだれでも難しいですが、慣れていきましょう。
縫い方は
http://www.dererstezug.com/insigniaguide.htm
こちらのサイトが非常に詳しいです。
遊びたい年代に合わせて用意しましょう。
続いては右胸に着ける国家鷲章。

ドイツ軍、ひいてはドイツ国のシンボルとして鷲とハーケンクロイツがデザインされています。
陸軍の国家鷲章は、羽のいちばん上が長いデザインで、これを右胸に縫い付けています。
これも先の記事に書いたとおり、初期型~末期型までありますが、右胸に着けることは終戦まで変わりません。
こちらも
http://www.dererstezug.com/insigniaguide.htm
こちらのサイトが分かりやすく縫い方を教示しています。
※注意!※
国家鷲章はミシンで縫う場合もありますが、野戦服に縫うときは一番表のグリーンの生地にのみ縫い、裏地を貫通させてはいけません。
これは野戦装備の項でも解説したいと思いますが、ドイツ軍の野戦服は「内装サスペンダー」という、
野戦服に取り付ける独自のサスペンダーがあり、
国家鷲章を裏地ごと縫い付けてしまうと、このサスペンダーが通せなくなるからです。
業者に委託すると裏地ごとぶち抜いて縫われてしまうことがあるので注意しましょう!
肩に着ける階級章=肩章は、半円型の先端をしたこのような↓ものを着けます。

周囲を囲っている白い線が兵科色です(歩兵は白)。
兵卒であれば特にこの肩章に装飾はありません。厳密にいえば連帯番号バンド、中隊番号入りボタンなどのアイテムもありましたが、
最初は必要ではないアイテムです。興味がわいたら調べてみましょう。
さて、今回はオーソドックスな40年型野戦服の写真をチョイスしました(M40)。
フランス戦役頃にはすでに支給が始まっていたようです。
ノルマンディーでも着てる写真があるので使えますよ。
二等兵から、下士官の最も下の階級である伍長までの間には、
・二等兵
・一等兵
・上等兵
・兵長・伍長勤務上等兵(勤続6年未満と以上で分かれる)
・本部付き上等兵
の6種類の階級があります。
ただ上等兵の上にある3つの階級については、昇級していく間に全員が全員この階級を通るわけではないようです。
軍隊の階級には「名誉職」と呼ばれるものがあり、階級が同じ兵隊の中で最も軍歴が長い兵隊などに、同じ階級ながら特別な名前を持った役職を付ける場合があります。
何が言いたいかというと、兵隊をやるなら上等兵までがお勧めです(笑)
その上の階級は前線に出ないような人もいるので…。
下士官の軍装に関しては、別途記事を書こうと思います。
いっちばん下の階級である二等兵の野戦服を解説します。
・陸軍二等兵

陸軍の野戦服でポイントとなるのは襟と右胸。
まず襟に付ける徽章=襟章(Kragenspigel)から

陸軍で使用される襟章はこのような形。2本の線(上記写真は白い線) が所属する兵科(歩兵、砲兵、工兵など)を示しており、
この線を「ドッペルリッツェン」と呼びます。
この襟章には、前回のブログでお話しした通り「初期型」「中期型」「後期型」といったマイナーチェンジがあります。
例えばこの写真はグリーンの「台布」がついていますが、開戦頃にはこの台布は廃止されて直接襟に縫うのが一般的になっていきました。

ちなみに最初はこんな形をしています。
これを切って折ってたたんで縫い付けるのです。
言い忘れてましたがWW2ドイツ軍をやるには裁縫スキルが必須です。
みなさん、小中学生の時買わされたドラゴンの絵とかが描いてある裁縫キットが押し入れに眠ってませんか?(笑)
最初はだれでも難しいですが、慣れていきましょう。
縫い方は
http://www.dererstezug.com/insigniaguide.htm
こちらのサイトが非常に詳しいです。
遊びたい年代に合わせて用意しましょう。
続いては右胸に着ける国家鷲章。

ドイツ軍、ひいてはドイツ国のシンボルとして鷲とハーケンクロイツがデザインされています。
陸軍の国家鷲章は、羽のいちばん上が長いデザインで、これを右胸に縫い付けています。
これも先の記事に書いたとおり、初期型~末期型までありますが、右胸に着けることは終戦まで変わりません。
こちらも
http://www.dererstezug.com/insigniaguide.htm
こちらのサイトが分かりやすく縫い方を教示しています。
※注意!※
国家鷲章はミシンで縫う場合もありますが、野戦服に縫うときは一番表のグリーンの生地にのみ縫い、裏地を貫通させてはいけません。
これは野戦装備の項でも解説したいと思いますが、ドイツ軍の野戦服は「内装サスペンダー」という、
野戦服に取り付ける独自のサスペンダーがあり、
国家鷲章を裏地ごと縫い付けてしまうと、このサスペンダーが通せなくなるからです。
業者に委託すると裏地ごとぶち抜いて縫われてしまうことがあるので注意しましょう!
肩に着ける階級章=肩章は、半円型の先端をしたこのような↓ものを着けます。

周囲を囲っている白い線が兵科色です(歩兵は白)。
兵卒であれば特にこの肩章に装飾はありません。厳密にいえば連帯番号バンド、中隊番号入りボタンなどのアイテムもありましたが、
最初は必要ではないアイテムです。興味がわいたら調べてみましょう。
さて、今回はオーソドックスな40年型野戦服の写真をチョイスしました(M40)。
フランス戦役頃にはすでに支給が始まっていたようです。
ノルマンディーでも着てる写真があるので使えますよ。
二等兵から、下士官の最も下の階級である伍長までの間には、
・二等兵
・一等兵
・上等兵
・兵長・伍長勤務上等兵(勤続6年未満と以上で分かれる)
・本部付き上等兵
の6種類の階級があります。
ただ上等兵の上にある3つの階級については、昇級していく間に全員が全員この階級を通るわけではないようです。
軍隊の階級には「名誉職」と呼ばれるものがあり、階級が同じ兵隊の中で最も軍歴が長い兵隊などに、同じ階級ながら特別な名前を持った役職を付ける場合があります。
何が言いたいかというと、兵隊をやるなら上等兵までがお勧めです(笑)
その上の階級は前線に出ないような人もいるので…。
下士官の軍装に関しては、別途記事を書こうと思います。
Posted by NEU at 21:46│Comments(0)
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